Nikkei Online, 2026年4月20日 2:00
日本経済新聞社とマイナビ(東京・千代田)がまとめた2027年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象とする就職希望企業調査で、文系はニトリが、理系は味の素が首位となった。

両社ともインターンシップやセミナーで学生に寄り添う姿勢を前面に打ち出し、幅広い人気を獲得した。中東情勢や物価高で経済の先行きに懸念が広がる中、企業の将来性を見定める動きが活発になっている。
調査期間は25年10月1日〜26年3月23日。マイナビ主催のイベント参加者や日経電子版の購読などに必要な日経IDの保有者に呼びかけ、文系2万5980人、理系8925人から回答を得た。
上位には例年通り、常連企業が並んだ。文系はニトリが4年連続の首位で、理系は味の素が前回の2位から順位を上げた。
文系と理系のランキング上位10社のうち、それぞれ7社は前回と同じ顔ぶれだったが、理系6位のダイキン工業は前回の115位から急浮上した。入社前に初期配属職種を学生に約束する「WILL採用」を27年度から始めることが影響したとみられる。
前回はランキング上位10社に届かなかったセガ(セガサミーホールディングス傘下)が文系5位・理系9位に順位を上げた。ゲームやキャラクターを中心とするコンテンツビジネスへの期待がにじむ。文系4位のコナミグループもデジタル領域への成長投資が評価されたようだ。